アイアンガーヨガとは、Yogacharaya Sri B.K.S.Iyengar(アイアンガー師)によって編み出されたヨガのメソッドで、肉体と精神の柔軟性やリラクセーションを得ることに加えて、強靭さとスタミナを増進させ体の歪みを正していくことに重きをおいています。
補助具を使ったりしますので、故障歴や障害のある方でも無理なくできるところが特徴的です。
運動量は多めです。
ポーズの名前は全てサンスクリット語を用いているようです。
日本アイアンガーヨガ協会
ポーズからポーズへ途切れることなく流れるような動きで繋いでいく(ビンヤサスタイル)ので、積極的に体を動かすことからパワーヨガの源流とも言われています。
よって運動量は多めです。
語源のアシュトはサンスクリット語で数字の8を意味し、8つの部門(8本の枝)がベースにあるのでそれを理解する必要があります。
8つとは下記の通りです。
1.ヤマ(禁戒)
他の人や物に対して守るべき行動パターン5つ
(暴力を振るわない・盗まない・ 正直になる・性的欲求に溺れない・物質欲にとらわれない)
2.ニヤマ(勧戒)
自分に対して守るべき行動パターン5つ(清潔を保つ・必要以上贅沢をしない・ 自分を鍛錬する・精神向上に努める・献身的な気持ちを持つ)
3.アサナ(坐法)
瞑想の為のポーズを練習する
4.プラナヤマ(調気)
呼吸をコントロールする
5.プラティヤハラ(制感)
感覚を閉じ込めて周りの物が気にならなくなる6.ダラナ(凝念)
集中力を養う
7.ディヤナ(静虜)
落ち着きのある静かな精神状態を保つ
8.サマディ(三味)
悟り、一体感を感じる
1997年、アイアンガー・ヨガをベースに、アメリカのジョン・フレンド氏が現代的にアレンジしたもので、比較的新しくNYでブームになりました。
アヌサラはサンスクリット語で、「流れにに身を任せる」という意味があり、ポーズに体を合わせるのではなく、体にポーズを合わせるような感じとなります。
マインド要素に重点があるようで、瞑想、集中に適し、心の余裕が生まれやすいヨガです。
アヌサラヨガ日本版公式サイト
アロマオイルを焚きながら行なうヨガです。
行なうヨガは様々ですが、アロマの持っている効能と組み合わせることにより、より効果的にしようとするものです。
イシュタはサンスクリット語で「個人」という意味です。
アラン・フィンガー氏によって創始された、個性を尊重していくヨガです。
呼吸に合わせてテンポ良くダイナミックに動きます。引き締め効果が高いらしくと徐々に人気が集まっています。
「個人」がベースなので無理をせず、初心者でも受け入れやすいようです。
インテグラルとは「総合」という意味があり、ラージャ・ヨーガ、ジニャーナ・ヨーガ、カルマ・ヨーガ、バクティ・ヨーガ、ハタ・ヨーガを総合的に取り入れ日本人も楽しく学べるようにアレンジされたものです。
千葉麗子さんで有名なヨガです。